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2008年10月23日

●『キャッチ・ミー イフ・ユーキャン』

●『キャッチ・ミー イフ・ユーキャン』★★★★★

FBIの敏腕捜査官ハンラティ(トム・ハンクス)と天才詐欺師フランク(レオナルド・ディカプリオ)の長い追跡劇を描いた作品。

監督は、スティーブン・スピルバーグ。
いろいろな職業に成りすまして詐欺を繰り返すフランクが大人たちを翻弄する様子が面白く、詐欺の才能という括りだけでなくとも天才と呼ぶに相応しいといえる。
フランクの天才っぷりは、劇中のこんなシーンにも表れている。

とある理由で弁護士にならなければならなかったフランクだが、無事に弁護士になる事ができた。
ハンラティが問う。
「ルイジアナの試験は、どうやって騙した?」
フランクは答える。
「2週間勉強して、通った」

つまり、フランクは、2週間勉強しただけで試験に通過して、弁護士の資格を本当に得たといっているのである。
何が彼をそこまで突き動かし、何故そんな事を可能とさせたのかは、彼の愛の飢えた生い立ちに大きな理由があるといえるかもしれない。
そんな天才的なフランクだが、対するハンラティも敏腕の捜査官らしく、次第に持ち前の堅実さでフランクを追い詰めていく。
犯罪者と捜査官という関係で相対する二人が、互いに友情を芽生えさせていったり、フランクの家族の絆を描く事により、
ただの追跡劇ではなく、何故、犯罪を犯したのか心理的な側面も捉えたヒューマンドラマとしても観る事ができる。
かといって、説教臭い雰囲気や重く暗い雰囲気はなく、往年の名作『スティング(こちらも詐欺の話)』のような軽やかで洒落た雰囲気で話が進む。
洒落たといえばOPの演出が素晴らしくお洒落で、巨匠ジョン・ウィリアムスの奏でる楽曲に乗って、ハンラティとフランクの追跡劇がアニメーションで描かれている。
日本のCMでも、このOPの演出を意識して作っている作品もあるので、「ああ!」と気づく人もいるだろう。
しかし、本作が一番スゴイのは、実話を基にしているという部分だ。
最後に語られる、詐欺師フランクのその後を観て、さらに驚いた。
正に「事実は小説より奇なり」である。




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Posted by 今井秋芳 at 00:05│Comments(0)シネマ
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