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2008年10月31日

●『トリック・劇場版』

●『トリック・劇場版』★★★☆☆

自称天才マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)と天才物理学者・上田次郎(阿部寛)が奇跡や超常現象をたてに悪事を働く詐欺師たちの裏に隠されたトリックを暴き、事件を解決していくミステリー?


監督は、『池袋ウエストゲートパーク』『ケイゾク』『20世紀少年』などの堤幸彦。
仲間由紀恵のコメディエンヌとしての才能を開花させたといってもいい本作。
気の抜けた腹に力の入っていない喋り方も山田というキャラに実に良くマッチしている(笑)
また、それまでは気取った役が多かったモデル出身の阿部寛の怪演も見逃せない(色男を逆手にとった設定も笑える)。
刑事の矢部(生瀬勝久)と部下の石原(前原一輝)とのアドリブだか台本だかわからない掛け合いも主役二人に負けず劣らずの
コンビぶりを見せており、作品に勢いを与えている。
それだけに、前原一輝の突然の引退が非常に残念でならない。
冴え渡る堤幸彦の演出が作り出す独特のトリックワールドの中、随所に散りばめられた小ネタを探すのも本作の楽しみのひとつだろう。
後半、「全ての奇跡にはタネがある」とばかりに次々とトリックを解き明かしていく流れは痛快(中には、無理のあるトリックもあるが…苦笑)で、推理物の謎解きに通じるカタルシスがある。
『月光』『流星群』『私とワルツを』と、シリーズを通して使われている鬼束ちひろの歌うエンディングテーマも良い(劇場版2は、事務所問題で揉めていた鬼束ではなく、Joelleが歌っている)。
テレビ版の良さを出せないまま迷走して失敗した『ケイゾク・劇場版』の反省を活かして、奇をてらわず、肩肘を張らず、テレビ版の面白さそのままに作り上げた『トリック・劇場版』。
ただ、『劇場版2』は、テレビ版の調子で悪ノリしすぎて、ネタが滑ってしまったのが残念。
まァ、それでもファンにとっては許容の範疇なので、「テレビのスペシャルでいいじゃん!」などといわず、トリックワールドを楽しみたい。




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Posted by 今井秋芳 at 23:51│Comments(2)シネマ
この記事へのコメント
トリックは好きです、、この手の映画をもっと作ってと思います。、、、
しかし、ここのコメと下のコメ、、、、、、、みんなの食いつき方の違いは、、、、、、
いったい、、、、、、
Posted by オジオジ at 2008年11月01日 02:18
>>オジさん
深夜の方が面白いドラマやってますよね。
最近では『ロス:タイム:ライフ』のコンセプトが面白かったです。

シャアくじ大人気です(笑)
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2008年11月01日 17:00
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