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2008年12月22日

●『ポーラー・エクスプレス』

●『ポーラー・エクスプレス』★★★☆☆

原作は、C.V.オールズバーグ著/村上春樹訳の絵本―――急行「北極号」。




監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス。
全編フル3DCG作品の本作は、声の出演にトム・ハンクスや『マトリックス』のノーナ・ゲイなどを配している。


クリスマス・イヴの夜。
サンタを信じない少年の前に巨大な列車が姿を現す。
そして、その列車の名は『ポーラー・エクスプレス』。
少年を乗せ、『ポーラー・エクスプレス』は、北極への冒険の旅に出発するのだった。


細部までフル3DCGで作られたファンタジックな映像は、まるで絵本の1ページのようで、実に美しい。
夜の景色の中に佇む『ポーラー・エクスプレス』や静かに降り注ぐ雪など、観る者を一瞬にして御伽噺の世界に引き込んでくれる。
ただ、3DCGが映画(やゲームなど)に使われるようになって現在まで問題となっている点に関しては、相変わらず何の進歩も見られないのが残念でならない。
つまり、人物の描写という点で。
3DCGだから許せる部分と3DCGだから許せない部分というのが映像表現にはある。
3DCGで作られた人間はどこまでいってもマネキンであり、肌や服の質感や動きの無駄のなさ(人間の動きには、不規則で無駄な動きというものがある)など、
実写の人間の映像と比較するとどうしても生身の熱(体温)というものを感じられない。
本作では『パフォーマンス・キャプチャー』という技術を使って3DCGで登場人物たちを作っているが、「これが本物の役者だったら、もっと感動的なシーンになったのに」と随所で思わされる。
しかしだからといって、全く登場人物たちに感情移入できないかといわれればそうでもなかったりするのは、ひとえに声をあてている役者の頑張りに他ならない。
トム・ハンクスも一人五役を演じ、芸達者ぶりを見せている。
車掌は、外見までトム・ハンクスにそっくりだし。
というか、主人公の少年もトム・ハンクスだとはクレジットを見るまでわからなかった。上手すぎ(笑)
音楽は、誰もが聞いた事のある有名なクリスマス・ソング満載なので、たっぷりとクリスマス気分に浸る事ができる。
その中でも、少年たちが歌う『When Christmas Comes To Town』とジョシュ・グローバンのテーマ曲『Believe』は、どちらもとても素晴らしい。
子供だましだとか生温い御伽噺だとかいわずに、童心を忘れた大人にこそ鑑賞して欲しい一作。
夢と希望を乗せて走る『ポーラー・エクスプレス』に乗車するとしたら、この季節が一番相応しいのだから。
それが雪の降る夜だったなら、尚更良い。



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Posted by 今井秋芳 at 21:00│Comments(2)シネマ
この記事へのコメント
クリスマス記事が連投なのは、今井さんからのクリスマスプレゼントの意味も込められてのことなのでしょうか?
それにしてもトム・ハンクスって芸達者ですよね!
『ポーラー・エクスプレス』自分も好きな作品です。
Posted by サイクロップス好き! at 2008年12月23日 09:49
>>サイクロップス好き!さん
この時期はやはり、クリスマスネタかなと(笑)
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2008年12月24日 21:19
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