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2009年01月25日

●『ガタカ』

●『ガタカ』★★★★★

DNA操作で生まれた「適正者」だけが優遇される近未来で、「不適正者」として自然出産で生まれたビンセントは「適正者」になりすまして宇宙へ旅立とうと宇宙局に入社する。
しかし、ある日、その会社で事件が起こり、犯人を捜すため、社員たちに調査の手が伸びる。
果たして、ビンセントの運命は…。


登場人物のファッションや近未来の建物や内装デザインなど、スタイリッシュで冷徹に管理された世界観によく合っている。
主人公ビンセントをイーサン・ホーク、ビンセントを自分の身代わりとして入社させた半身不随の男ジェローム・ユージーン・モローをジュード・ロウ。
ビンセントの恋人アイリーンを、ユマ・サーマンが演じ、物静かで抑えた演技の中、それぞれが抱える葛藤を見事に表現している。
医師役でザンダー・バークレイ(『24』シーズン2で、核を積んだ飛行機を操縦し、殉職したCTUロサンゼルス支局支部長ジョージ・メイソン役)が出演しているのも、『24』ファンには興味深いところ。
設定はSFだが、人間の尊厳や差別問題などが主軸に描かれており、現代人の心にも響くヒューマン・ドラマになっている。
ジュード・ロウは、最近では、スマートな色男とか魅力的なプレイボーイな役どころが多かったりするが、本作ではひたすらクールで渋いキャラに通している。
ビンセントとジェロームも男同士の友情も、どこか危うさが漂いながらも熱く、2人の想いが観る者の心を打つ。
余韻が残る切なく物哀しいラストも秀逸。

ちなみに『ガタカ』とは、ビンセントが入社した宇宙局の名前だが、それ以外にも意味がある。
『ガタカ』を英語で書くと『GATTACA』。
これは、DNAの塩基配列における、アデニン (A) 、グアニン (G) 、チミン (T) 、シトシン (C) の4種類の文字を組み合わせて作られている。
ここにもDNAを扱った作品としての統一感が表れている。素晴らしい。




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Posted by 今井秋芳 at 18:00│Comments(4)シネマ
この記事へのコメント
ガタカ好きですわ~~
Posted by オジ at 2009年01月25日 19:32
TSUTAYAまで走ってこようと思います!
Posted by サイクロップス好き! at 2009年01月25日 21:12
>>オジさん
俺も好きですわ~~(笑)
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2009年01月26日 15:50
>>サイクロップス好き!さん
淡々と話が進むので、眠くならないようにご注意を。
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2009年01月26日 15:51
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