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2011年11月09日

●『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』

誕生日のお祝いコメありがとうございます♪
レスさせて頂きますので、しばしお待ちを。

……という訳で、久しぶりにシネマレビューです。



『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』

分かり易いといえば分かり易いが、もっとマシな邦題はなかったのかと。
原題は『Scott Pilgrim vs. the World』―――日本でも有名なアニメ『シンプソンズ』の
ゲームギア用ゲームソフト『Bart vs. The World』のパロディである。
ゲームギアを知らない人のために説明すると、ゲームギアとはセガが1990年に発売した
携帯ゲーム機の名前で、『ソニック』やら『コラムス』やら、セガの名作ソフトが多数ラインナップされていた。
当時、モノクロ液晶だったゲームボーイに対し、カラー液晶だったゲームギアを持っているというだけで、それはもうゲーム通っぽく見えたものである。
そんなタイトルからして、ゲーオタっぽい『スコット・ピルグリム』だが、内容もゲーム・アニメ・コミックなどのサブカル要素満載で進行していく。
アマチュア・バンド(しかも、スリーピース)をやっているが、無職でゲーオタの主人公スコットの女子相手の会話の切っ掛けが『パックマン』の語源であったり、
主人公の友達がプレイしているゲームが『ゼルダの伝説』だったり、いきなり練習と称して『ファイナルファンタジー2』の戦闘の曲をベースで弾いてみたり、
日本人である我々にはお馴染みの作品へのオマージュやパロディがあちこちに散りばめられている。
効果的に画面上に使われるアメコミのような擬音の演出もそうだが、それらオタ的エッセンスが、ショボくなくスタイリッシュにまとまっているのは、
監督であるエドガー・ライトの類まれな手腕によるものに他ならない。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ホット・ファズ』でも愛溢れる作品を作り上げたエドガー・ライトは、
本作でも、サブカルやオタクへの愛溢れる作品を作り上げている。
常識人や真っ当な人生を歩んできた人には荒唐無稽な駄作に映るかもしれないが、ゲーム、アニメ、コミックのどれかにハマった経験のある人にはとんでもなく魅力的な作品である。
もちろん、演出や世界観が良いだけでなく、ベック、ブロークン・ソーシャル・シーン、コーネリアスらが
提供した劇中の音楽が最高である事はいうまでもない。
アメコミ映画絡みだと、元カレに『スーパーマン・リターンズ』のスーパーマン役ブランドン・ラウス、
『キャプテン・アメリカ』のキャップ役クリス・エヴァンス、
ブランドン・ラウスを捕まえに来た2人組の片割れに『パニッシャー』のフランク役トーマス・ジェーンが出ているのも見所。
冒頭の粗いドット絵で描かれたユニバーサルのロゴとファミコン音源で奏でられるお馴染みの音楽から、『スコット・ピルグリム』の世界に浸って欲しい。
ちなみに主人公のバンド名である『セックス・ボムオム』の意味は『セックス・ボム兵』。任天堂に怒られないか心配である。

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Posted by 今井秋芳 at 09:50│Comments(3)シネマ
この記事へのコメント
そうかー。ゲームギアがどういう物かを説明しないといけない時代になっちゃったのかー。

自分はこの邦題ステキだと思います。むやみやたらとB級臭をわざとさせてる感じがw
Posted by こみや at 2011年11月09日 12:24
こんにちは!監督のシネマレビューをいつも参考にさせて頂いてますv「ゴールデンボーイ」や「怪獣たちのいるところ」など、監督が紹介して下さったおかげで観る事のできた映画がたくさんあります。ありがとうございます。今回の「スコット・ピルグリム〜」は、珍しくもう観てたので何だか嬉しいですw倒した敵がコインになるのが個人的にツボでした。お忙しいとは思いますが、ぜひまたオススメ作品などご紹介頂けるのをお待ちしております。勿論、監督の新作の方も!寒くなって参りましたので、お身体にはどうぞお気をつけ下さい。
Posted by ユキシマ at 2011年11月09日 13:06
一見かなりふざけているようですが、実はすごく良い映画だと思いました。
私も1UPしたいです♪
生き返ってからの、彼の動きには、キレがありましたよ(笑)
人生もゲームも、初めから上手く出来ないと言うこと……ですかね。
Posted by Hungary bug at 2011年12月07日 18:26
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