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2009年01月31日

●『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』

●『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』★★★☆☆

まずはタイトルにもある『テネイシャスD』の説明から。
『テネイシャスD(Tenacious D)』とは、ジャック・ブラック(JB)とカイル・ガス(KG)の2人による実在のロック・バンドの名前。
JBとKGは、ティム・ロビンス(『ショーシャンクの空に』の主人公アンディ・デュフレーン役)がロサンゼルスで立ち上げた劇団『アクターズ・ギャング』で出会い、お互いのロック魂に意気投合してバンドを組んだという。
その個性的なパフォーマンスと『ハード・ファッキング』や『ファック・ハー・ジェントリー』『コック・プッシュアップス』など下ネタ満載の過激な歌の内容から、瞬く間にカルト的人気が出て、現在までにアルバム2枚、DVD1枚が発売されている。
パフォーマンスと歌詞の面白さだけなら、ただのコミック・バンドで終わっていただろうが、『テネイシャスD』は、ロックとしての音楽性とJBの歌唱力の素晴らしさを併せ持っていたため、ロック・バンドとしても評価を受けるところとなり、ジョン・キューザックなど業界人にもファンがいたりする。
JBのロック魂と歌唱力は、映画『スクール・オブ・ロック』でも見る事ができるので、知っている人も多いだろう。

映画に話を戻すと、本作は、その『テネイシャスD』を主人公としたロック・コメディである。

カンザスの田舎町に住んでいた少年JBは、ロックに理解のない家族に別れを告げ、真のロックを夢見て、ハリウッドへと旅立つ。
数年後。すごいギターテクニックを持つKGと運命的な出会いをしたJBは、2人で『テネイシャスD』という名のバンドを組むが、一向にビッグになる気配がない。
才能がありそうでない2人は、とりあえずコンテストに合格して家賃を払うため、多くのミュージシャンを導いた悪魔の歯から作られたギターピック―――『運命のピック』を手に入れるために計画を練る事にする。

主役は、もちろんJBとKGその人。監督は、JBとKGの友人リアム・リンチ(有名アーティストのミュージックビデオなどを監督したりしている)。
共演には、

ベン・スティラー(ギターセンターの店員)
コリン・ハンクス(KGが招待されたパーティの客。コリン・ハンクスはトム・ハンクスの息子)
エイミー・ポーラー(ウェイトレス)
ジョン・C・ライリー(JBの幻覚の中に出てくるサスカッチ=猿人)
ティム・ロビンス(脚の悪い謎の男)
エイミー・アダムス(JBが夢の中で『テネイシャスD』のライブをやっている時に客席で叫んでいる女)

など。
それだけでなく、ロックな本作は、本物のミュージシャンも出演しており、ミートローフ、ロニー・ジェイムス・ディオ(元『ブラック・サバス』)、デイヴ・グロール(元『ニルヴァーナ』、現『フー・ファイターズ』)が、その歌声を披露している。
特にデイヴ・グロールは、特殊メイクを施した赤い悪魔役として『テネイシャスD』とロック対決を繰り広げ、クライマックスを大いに盛り上げてくれる。
予告編やポスターを見ても一般客受け(特に女性)しなさそうな香りが漂う中、JBの少年時代を描いた冒頭からロック・ミュージカル仕立てで始まるというのも掴みとしては巧い。
というか、JB少年(トロイ・ ジェンティル)の容姿や仕草が、大人のJBにそっくりすぎ。天才子役の姿を見た(笑)
同じJB主演の『ナチョ・リブレ』でも少年時代を演じていたが、ホントよく捜してきたというか、まるっきり本人すぎて笑える。
緻密なストーリー(実際はひたすらおバカで下らない)とかしっかりした設定とかカッコ良いビジュアルとは縁遠い本作だが、熱いロック愛だけはしっかり感じる事ができる。
『テネイシャスD』の音楽…いや、JBの歌声を堪能したい!ロック愛溢れる映画を観たい!という人には、オススメの作品。



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Posted by 今井秋芳 at 22:00│Comments(2)シネマ
この記事へのコメント
スクール・オブ・ロックより…
突き抜けた感じっぽいですね!

レンタルになりますが、必ず観ます!

もう~、いいから、踊れよ!!!

みたいな精神状態をロックンロールと。
心も。

「おまえら関係ねぇ!」
って。

でも関係あるのはすべて、自分だったりするんですが…ギャフン。

だからこそ!
Posted by 松縞ヨーヨー松縞ヨーヨー at 2009年02月01日 01:24
>>松縞ヨーヨーさん
一般受けしない本作ですが、JB好きな俺は楽しめました(笑)
そして、ロックな作品でした。
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2009年02月02日 00:49
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