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2008年06月19日

●『サマータイムマシン・ブルース』

●『サマータイムマシン・ブルース』★★★★★

劇団『ヨーロッパ企画』の舞台を『踊る大捜査線』の本広克行監督が映画化。
同監督作品ではジョビジョバの舞台を映画化した『スペーストラベラーズ』が後半グダグダだったので
本作も同じ展開になるんじゃないかと心配していたが、それは杞憂に終わった。
出演は、瑛太(『オレンジデイズ』)、上野樹里(『スウィングガールズ』)、そして本家ヨーロッパ企画の面々。

夏のある日。とある大学のSF研でSFとは関係ない活動に明け暮れる部員たち。
そんないい加減な彼らの前に突然、タイムマシンが出現する。
どこから?誰が?何の目的で?
そんな細かい事を気にせず、事故で壊れた部室のエアコンのリモコンを取りに1日前へタイムスリップする部員たち。
タイムパラドックスを理解しないまま、タイムスリップは思わぬ方向へ……というのが大まかなストーリー。

タイムスリップ物の特性として、過去と現在を繋ぐ細かい描写が満載。
あの時こうした事が未来でこうなって、あそこにあった物が未来でこうなって……など。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『タイムライン』などのようにスケールが大きくないにも関わらず、
タイムパラドックスの処理がそれらと同等以上に上手くまとまっているのも本作の特徴。
SF研の部室とローカルな町を舞台にリモコン回収だの失くなったシャンプー(ヴィダルサスーン限定)を探すだの
下らない理由でタイムスリップを繰り返す若者たちが面白い。
その行動に張られた伏線が後半に収束されていく様が見事で、やはり脚本が秀逸だといえよう。
青春物とタイムスリップ物をここまで見事に融合させた作品は久しぶりに観た。
かのソノラマ文庫のジュヴナイルSFを彷彿とさせる秀作。
ちなみに公開時には、クーラーのリモコンを劇場窓口に持っていくと特別割引されたそうだ(笑)



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Posted by 今井秋芳 at 21:09│Comments(0)シネマ
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