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2008年07月23日

●『サスペクト・ゼロ』

●『サスペクト・ゼロ』★★★☆☆

かの『ガンジー』でアカデミー主演男優賞を受賞した名優ベン・キングスレーが、謎の男を演じているサスペンス。
脚本は『ニュースの天才』の脚本家ビリー・レイ。
タイトルの『サスペクト・ゼロ』とは、特定の犯行手口やパターンがなく、
捜査線上に浮かび上がらないプロファイリング不可能な殺人犯の事。
つまり、『サスペクト・ゼロ=容疑者なし』という意味。
連続して起こる謎の猟奇殺人。瞼を切断され、目を見開いたまま殺された被害者の身体には『0(ゼロ)』の文字が刻まれていた。
捜査に乗り出したFBI捜査官マッケルウェイは、そこに潜む怖ろしい陰謀を知る―――という、いわゆる『Xファイル』系の話なので、
超常的で不条理な作品世界が好きな人には楽しめるだろう。
そういった世界に興味がなくとも、撮影を担当したマイケル・チャップマンの、
時に叙情的、時に緊迫感たっぷりの映像美には引き込まれる。
連続する猟奇事件をFBI捜査官が捜査するところやその捜査官が男女のコンビだという辺りも『Xファイル』好きとしてはニヤリとさせられる。
小道具や細かい設定の使い方も巧い。
初めは断片的な事象が次第にひとつの点へと集約されていく様子はカタルシスを感じずにはいられない。
ただ、捜査の過程の中で、FBI捜査官の二人より、情報提供者のベン・キングスレーの方が圧倒的な存在感を持ってしまっているのが残念。
対等に渡り合える役者を連れてくるべきだっただろう。
特にキャリー・アン・モス(『マトリックス』のトリニティ)演じる女FBI捜査官の影が薄すぎる。
そうえいば、マッケルウェイ役のアーロン・エッカートを
どこかで観た俳優だな…と思っていたら、『ペイチェック』だった(笑)
派手でキャッチーではないが、本作は、細部へのこだわりや小道具などが独特の世界の構築には欠かせないのだと教えてくれる。



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Posted by 今井秋芳 at 04:51│Comments(0)シネマ
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