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2008年07月20日

●『ヴィドック』

●『ヴィドック』★★★☆☆

19世紀、フランス。
探偵ヴィドック(ジェラール・ドパルデュー)の死の報が街に伝えられる。
犯人は連続殺人犯である「鏡の顔を持つ男」。
作家のエチエンヌ(ギヨーム・カネ)とヴィドックの相棒であったニミエ(ムサ・マースクリ)はヴィドックの死の真相を探るために捜査を開始する。
次第に明らかになる陰謀。
それと同時に、「鏡の顔を持つ男」によって殺害されていく事件の関係者たち。
果たして、事件の真相とは?


実在したフランスの英雄ヴィドックを主人公に、独特の世界観を最新の映像技術による未曾有の映像美で描き出したミステリー。
ヴィドックとは、元々泥棒で投獄と脱獄を繰り返していたが、後に国家安全保障に協力し、私立探偵となって活躍した人物。
過去にフランスで幾度となくテレビドラマとして取り上げられていた題材をCM映像作家のピトフが、
HD24P(スターウォーズ・エピソード2でも使われたデジタル撮影手法)を使い、
美しいパリの町並みに代表される色彩鮮やかなビジュアルとスピード感あるアクションと共に描いている。
ただ、映像的には斬新で見事だが、ミステリーとしては結末の謎解きが弱い気もする。
ヴィドックがイケ面ではなく、小太りの親父なのも、マイナス点か(苦笑)
そうはいっても、その弱い部分を勢いで見せてしまうパワーがこの作品にあるのも確か。
『ジェヴォーダンの獣』もそうだが、フランス映画も新しい時代に入ってきたのかもしれない。

独特の美学に裏付けされた映像がスピード感溢れるストーリーとあわさり、まるで夢を見ているような不可思議な感覚を観る者に与えてくる本作。
従来のフランス映画にはない異彩を放っている。



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Posted by 今井秋芳 at 01:10│Comments(0)シネマ
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