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2008年08月04日

●『インクレディブル・ハルク』

●『インクレディブル・ハルク』★★★★★

2003年に公開された『ハルク』だが、出演者・脚本など全てをリニューアルして『インクレディブル・ハルク』として生まれ変わった。
監督は『トランスポーター』『ダニー・ザ・ドッグ』のルイ・レテリエ。
主役のブルース・バナーに演技派のエドワード・ノートン。
共演に『ロード・オブ・ザ・リング』のアルウェン役で有名なリヴ・タイラー、『レザボア・ドッグス』など危ないキャラが良く似合うティム・ロス、ベテランのウィリアム・ハート(、『蜘蛛女のキス』『愛は静けさの中に』)。
面白いキャスティングとしては、怒りをコントロールする術をブルースに教える武道家にヒクソン・グレイシー、
大学に侵入したブルースが、持ち込んだピザで買収する警備員役にTV版『ハルク』のハルクを演じたルー・フェリグノが出ているところだろう。

スーパーソルジャー計画の失敗により誕生したハルク。
この失敗の出来事までをOPクレジットの間に見せ切り、本編はハルク=ブルース・バナーの逃亡後から始まる。
ハルクが作品に登場するのは観る前からわかっている訳だし、そのハルク誕生までのシーンをテンポ良く見せ、早い段階でハルクを登場させたのは大正解だろう。
その御蔭で、ありがちな前半の冗長さもなく、いつハルクに変わるか緊迫感のある中で、最初から話を追っていく事ができた。
ハルク変身をわかりやすくするための血圧を測る腕時計の使い方も巧い。
まさか、あのシーンでも有効に使われるとは思わなかった(笑)
『スーパーマン』は、正体を隠している時のクラーク・ケントが頼りなくドジだからこそ、無敵のスーパーマンとの対比が際立っていた訳で、
本作でも、ブルース・バナーが華奢で繊細で思慮深いからこそ、変身した時の獰猛で豪快はハルクの姿が引き立っているといえる。
観る前は、エドワード・ノートンは、ヒーロー物に合わないのではという印象があったが、さすが演技派、ピッタリハメてくれた。
ただ、本物の役者が巧みに演じるブルースがCGのハルクに変わった時にキャラの心情や性格などの温度が感じられるか心配ではあった(『スーパーマン』は両方本物の役者が演じている)。
その点は、CG技術の向上もあり、CGのハルクも違和感なく世界に溶け込んでおり、リヴ・タイラーとの交流は、思わず『キングコング』の1シーンを想い出した。
演技派の役者が多く、脚本がしかりしているせいか、ブルースの葛藤や戸惑い、ハルクの苦悩などが丁寧に描かれ、ただの荒削りなアメコミヒーローものになっていないのも良い。
しかし、リヴ・タイラーはほっそりとした顔の割にボリュームのある身体で、意外とぽっちゃりしている印象を受けた。『ロード・オブ・ザ・リング』の時よりも色っぽく女らしくなった感じで、本作で虜になる人も多いのではないだろうか(笑)
いろいろと完成度の高い新生『ハルク』だが、一番の見所はラストシーンかもしれない。
最後に、こんな粋なシーンを持ってきたルイ・レテリエ監督とマーベル・コミックに「やられた!」といいたい(笑)
いや、素晴らしい。



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Posted by 今井秋芳 at 06:48│Comments(0)シネマ
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