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2008年08月12日

●『13F』

●『13F』★★★☆☆

読みは『The Thirteenth Floor』。
原作はダニエル・F・ギャルイの『模造世界』で、ローランド・エメリッヒ(『デイ・アフター・トゥモロー』)製作。
SFではオーソドックスな仮想現実ものだが、緻密なストーリー(観る者をどこまで騙せるかが勝負だと思うが、『13F』はそういった面でも高い水準にある)とセンスある演出で他の仮想現実ものよりも完成度は高い。
やはり、こういった作品は派手なCGやアクション云々よりストーリーが命だよなあ……と改めて認識。


とある企業ビルの13F。
映像認識の専門家のダグラス・ホールは、そこでボスのフラーと共に仮想現実世界として、コンピュータ上に1937年のロサンゼルスを再現しようと研究を重ねていた。
しかし、そんなある日、フラーが何者かによって殺害され、その容疑がホールにかけられる。
フラーが殺害された時の記憶がないホールは、真相を探るために、自ら仮想現実世界に身を投じるのだった。
果たして、誰がフラーを殺したのか?
何故、記憶が失われているのか?
全ての謎が解かれる時、ホールは驚くべき陰謀を知る。


とあらすじを読むと「はは~ん」と結末もすでにわかりそうだが、一筋縄でいかないのが、この作品の上手いところ。
どこかレトロな雰囲気の中で繰り広げられる静かなサスペンスが我々に不条理感や不安感をかきたてる。
ひとり何役もしている役者たちの演技も見事で、仮想現実ものに相応しい演じ分けを見せてくれる。
予算が少ないせいか、所々映像描写に欠ける部分はあるもののストーリーの面白さや役者の演技がそれを補っているといえよう。

現実と仮想現実。

人間の表と裏。

真実と嘘。

派手さはないが、上質のSFサスペンス。



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Posted by 今井秋芳 at 02:38│Comments(0)シネマ
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