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2008年08月16日

●『アザーズ』

●『アザーズ』★★★☆☆

邦題を『ジ・アザーズ』とか、『ザ・アザーズ』とか訳のわからない発音表記にしてない所に非常に侠気を感じる。
ニコール・キッドマン主演のホラーミステリー。
監督・脚本・音楽は『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナーバル。
製作総指揮はトム・クルーズ(ニコール・キッドマンの元カレ)。


古い屋敷で穏やかに暮らすグレース(ニコール・キッドマン)と二人の子供たち。
ある日、身の回りの世話に召し使い三人を雇うが、その時から、屋敷で怪現象が起こり始める。


ゴシック・ホラーの呼び名通り、屋敷や小物の造形、ニコール・キッドマンの研ぎ澄まされた雰囲気が古典の香りを漂わせており、実に格調高い。
『ムーラン・ルージュ』でも思ったが、ニコール・キッドマンは、本当に古き良き女優の佇まいを持っていて、素晴らしい女優だと思う。
過去にも『悪魔の棲む家』や『ポルターガイスト』など、閉鎖された「家」という空間の中に霊の存在を描いた作品は数々あった。
だが、『アザーズ』には、そういった作品の持つ恐怖や不気味さだけでなく、家族愛や悲哀が息づいている。
それだけで、本作がただのホラー作品ではないといえよう。
あどけない子供たちの演技やニコール・キッドマンの息を呑むような美しさを表現する言葉があるとしたら、それは「叙情」に他ならない。
それはまるで、作品中の1シーンのように、カーテンの閉じられた暗い屋敷の中を照らす蝋燭の灯りを思わせる。
ゆらゆらと朧気に、観る者の心に淡い光を投げかける。
ストーリーは、先が読めるといってしまえばそれまでだが、わかっていながら親子の辿り着く答えを知りたくなる。



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Posted by 今井秋芳 at 23:04│Comments(0)シネマ
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