読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 497人
アクセスカウンタ

2008年10月10日

●『スーパーマン・リターンズ』

●『スーパーマン・リターンズ』★★★★★

コミックや映画を観た事はなくとも『スーパーマン』の名前を知らない人はいないだろう。
そして、映画版を観た事がある人ならば、『スーパーマン』を演じた主役のクリストファー・リーブの勇姿が瞼に焼き付いているはずだ。
甘いマスクと逞しい体躯。落ち着きのある声と涼しげな青い瞳。
順風満帆かと思われた俳優生活の最中、落馬による脊髄損傷により、人工呼吸器と車椅子生活を余儀なくされた彼は、以降、脊髄損傷者や障害者のシンボルとして様々な活動をする事となる。
その精力的な活動の中で、彼は『スーパーマン』のような強靭な肉体がなくとも、人は気高い精神を持つ事でヒーローになれるのだという事を証明した。

しかし……そうした不屈のヒーローにも天は等しく死を授ける。
2004年10月10日。
クリストファー・リーブ、ニューヨーク州のノーザン・ウェストチェスター病院で死去。享年52歳。
死因は感染症による心臓発作だと伝えられている。


その突然の死から2年……。


クリストファー・リーブの魂を受け継ぎ、『スーパーマン』は還って来た。
監督は『X-MEN』のブライアン・シンガー。
スーパーマンのライバル、レックス・ルーサーに名優ケヴィン・スペイシー。
ヒロイン、ロイス・レインに『ブルークラッシュ』のケイト・ボスワース。
そして、主役クラーク・ケント=スーパーマンに無名の若手俳優ブランドン・ラウス。
クリストファー・リーブの印象が強烈であったため、長い間、主役捜しは難航を極めたという。
ニコラス・ケイジやアシュトン・カッチャー、ジョシュ・ハートネットなど有名俳優が候補に挙がった事も(さすがにニコラス・ケイジは違うだろと思うが)。
そんな長い探索の旅の果てに辿り着いたのが、ブランドン・ラウスである。
初めて『スーパーマン・リターンズ』の予告を観た時、よくぞ、ここまでの俳優を捜し出してきたと思った。
それ程までに、彼は『スーパーマン』にハマっている。
逆にこの先、どういう役者になり、どんな人生を歩むのか心配になるほどに。
願わくば、クリストファー・リ-ブのような気高い人生を歩んで欲しいものだ。

物語は、『スーパーマン II/冒険篇』の続き。
地球を離れていたスーパーマンが5年ぶりに地球に還ってくると、地球には彼の居場所はなく、ロイスには子供が……。
そんな中、またもやレックス・ルーサーが悪事を計画し、スーパーマンは再び立ち上がる。

映画が始まってすぐに、あのジョン・ウィリアムズの名曲が高らかに響き、御馴染みのタイトルエフェクトが画面一杯に映し出される。
スーパーマンの飛行シーンはSFXの進歩を感じ取れるし、シャトルを救出するシーンは、実にアメリカ的演出だが盛り上がる。
旧作とリンクしている台詞も多く、最後まで破綻していないのは見事。
「クラークもロイスも5年後なのに何で若返ってるの?」とか「ロイスが美人になってる」とか細かい事はいわずに楽しみたい(笑)。
ただ、一点納得できないのは、ルーサーの手下たちから逃げ出そうとするスーパーマンの情けない姿。
スーパーマンは、どんな時でも胸を張って毅然とした態度でいて欲しい(もしかしたら、スーパーマンといえども、聖人君子ではなく、ただの若者なんだという事を表現したかったのかもしれないが)。
なので、本当は★4だが、クリストファー・リーブを追悼して★+1。




同じカテゴリー(シネマ)の記事画像
May the Force be with you!
ワールズ・エンド
生ける屍
シネマレビュー一覧(2012年更新)
エピソード7!!
リベンジ
同じカテゴリー(シネマ)の記事
 May the Force be with you! (2014-05-04 18:14)
 ワールズ・エンド (2014-04-27 23:41)
 続編制作決定!! (2014-01-12 18:00)
 生ける屍 (2013-02-03 21:46)
 シネマレビュー一覧(2012年更新) (2012-12-31 23:59)
 エピソード7!! (2012-10-31 12:45)

Posted by 今井秋芳 at 00:00│Comments(2)シネマ
この記事へのコメント
私も「新生スーパーマンはどうなのかな?」って心配しながらも観に行っちゃった人間だったのですが、いい意味で大丈夫でしたね。
クリストファー・リーブのあれだけのイメージに固められているスーパーマンを、上手く演じ切ったと思います。

ただ、救出劇の際の鼻息には笑いましたけど(笑)
Posted by サイクロップス好き! at 2008年10月10日 01:42
>>サイクロップス好き!さん
そうですね。新人なのにあそこまでスーパーマンしてたのがスゴイです。
個人的には、旅客機を支えながら球場に降りてくるシーンが、印象的でした。
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2008年10月10日 14:41
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。