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2008年08月26日

●『オーロラの彼方へ』

●『オーロラの彼方へ』★★★★★

デニス・クエイド(『デイ・アフター・トゥモロー』『オールド・ルーキー』)主演のSFファンタジー。


1969年。
愛する妻と息子に囲まれ、充実した日々を過ごす勇敢な消防士のフランク(デニス・クエイド)は、勤務中の事故で命を落としてしまう。
それから、30年後の1999年。
成長したフランクの息子ジョン(ジム・カヴィーゼル)は、警官の道を歩み、殺人事件を追っていた。
ある時、家の中で父が使っていた古びた無線機を見つけるジョン。
何気なくスイッチを入れた無線機から聴こえた声は、30年前の父のものだった。
1969年と1999年の空にかかるオーロラの下、ジョンは父フランクの死を回避しようとするが、それは別の運命をも変える事になってしまう。


「過去を変えた」事によって「現在が変わる」というタイムパラドックスの概念が、SFにはある。
つまり、過去である人間を殺した場合、未来で存在していたその人間は消滅するという事だ。
本作は、そのタイムパラドックスの伏線や整合性を実に巧みに描いている。
だからといって、ありがちなタイムパラドックスものでもないし、ただの時を越えたお涙頂戴の親子のドラマでもない
(父と子が無線を介して再会したシーンでは、ウルッと来たが……笑)。
無線やオーロラ、ベースボールなど「過去」と「現在」を繋ぐ小物の活かし方も巧く、過去で起こった未解決の殺人事件と親子の絆が繰り広げるドラマがストーリーに緊迫感を与え、
父親を助けるために変えた運命が、他の運命も変えてしまい―――というようにサスペンスとしても上質の作品になっている。
終盤は、それまでの緻密な展開とは違い、やや強引な部分もあるが、娯楽作品としては、納得のいく結末だといえよう。
オーロラを見たかのように清々しい感動に包まれる一作。



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Posted by 今井秋芳 at 22:01│Comments(2)シネマ
この記事へのコメント
デニス・クエイドは「ドラゴンハート」から好きになった俳優さんですが…
この映画は面白そうですね!
惹かれます
Posted by noguard at 2008年08月27日 06:29
なかなか良くできた作品です。
デニス・クエイドは渋くて雰囲気ありますよね。
Posted by 今井秋芳今井秋芳 at 2008年08月27日 17:12
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